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 ■インラインスケートを始めるきっかけ


 《インラインスケートブーツ購入の顛末(その1)》

卜(ぼく)がインラインスケートを始めることになったのは2009年の12月、サンタクロースが娘のXmasプレゼントにインラインスケートブーツを贈ってくれた(?)ことがきっかけでした。blogの過去記事からそのあたりを拾ってみようと思います。

ウチのお隣に住んでいる小学3年生の女の子がしばらく前にHeelysという、踵(かかと)にローラーの付いたブーツを買いました。スーパーマーケットの店内や路上などでこれを履いた子どもが滑走し他人とぶつかって危ないとか後方に転倒して頭を打つ危険性があるとかで、ひと頃話題にされていたアレです。その子が、Heelysを買うまで使っていたインラインスケート靴を、近所に住むウチの子の友達(同級生)Yちゃんにあげたのですが、ウチの子はお友達がそれを履いて滑っているのを見て、自分もやりたがるのです。

今年の誕生日に彼女は(これもまた近所の子どもたちの間や学校で流行っている)一輪車をせしめたのですが、スケート靴を持っているYちゃんは一輪車は持っていないので「私が一輪車を貸すからスケート靴を貸して」と、互いに持っていないものを交換で遊んだりしています。そのブーツというのは良く見るとおもちゃの靴であるうえに、もうたぶん4〜5年は使っているもので、ウィールもヘタっておりよく回転しないようなものです。さらにサイズが18だか19cmで、ウチの子にはやや大きすぎます。そこで、本人にやる気があるのなら買い与えてみようと思ったのが、Xmasのプレゼントにしようと思った動機でした。

卜(ぼく)はインラインスケートに関する知識は全くありませんでした。インターネットでいろいろ調べてみると、子ども用のインラインスケートブーツには大きく、以下の三種類があるようです。

  1. おもちゃ
  2.  
  3. おもちゃではあるが、以外にしっかりとした作り
  4. 大人用のメーカーが作っている、おもちゃではないもの

おもちゃとそうでないものの一番の違いは、ウィールとそれを固定するシャフト、スペーサーやベアリング使用の有無で、ウィールの転がり方(滑りやすさ)が、まるで違うようです。実際に品物を手にとってみるとブーツ本体・フレーム等の素材や質感もだいぶ違います。

もちろん、値段もまるで違います。おもちゃ靴が新品でも¥3,000台から選べるのに対してちゃんとした靴は安くても¥10,000を少し切るぐらいで、¥10,000〜¥15,000の価格帯が多いようでした。
 足が小さいのでサイズが無いということなら仕方ないのですが、履けそうなものがあるならばちゃんとした靴を与えた方がよいという判断で、まずおもちゃ靴は選択肢から外すことにしました。

インターネット検索で目に付いたのがHollyという韓国メーカーのもので、DeeportやS-FOURのwebページの説明文を見ている限りでは価格対性能も高いように感じられました。靴だけでなくプロテクターも買わざるを得ないので、本体が¥10,000を切るというのは惹かれるところです。
 早速Deeportで注文をしかけましたが、ピンク・赤・青の三色のうちピンクがSold Outでした。そして、靴に合わせて買うと10%OFFになるという同メーカーのプロテクターもピンクと青の二色のうちピンクがSold Outと言われてしまいました。(注文を進めていこうとすると、Java Scriptで"Sold Out"のポップアップ警告みたいなのが出る。現在はどちらもカタログ画面でSold Out表示されているが、卜(ぼく)が注文した時はバスケットに入れてみるまで売り切れかどうかわからなかった)
 これで、少し萎えました。特にネットショッピングでは「エイヤー!」で送信ボタンを押すような勢いが必要なのにぃ。

Hollyのブーツ(INLINE SKATE165)はS-FOURでも売られており、値段はDeeportと同じだったので、この際実物を見に行ってみようと、仕事帰りに神田小川町へ行くことに。 ところで、今回娘のプレゼント用にブーツを物色しているうち、次第に「自分でもやってみようか?」という気分になりつつありました。台風がこのままの状態で進むと、店頭に値ごろなものがあれば自分用のもその場でイッてしまいそうな勢力へと急速に拡大していきました。(意味不明?)

都営地下鉄の小川町駅から地上に出ると、事前に店の場所は確認したつもりでしたが、見つけるまでに5分ぐらい迷いました(w
 小ぢんまりとした店内で、ジュニア用のブーツは一箇所にまとまって陳列してあります。¥15,000前後の価格帯のものが大体¥12,800で売られているようでした。件(くだん)のHollyも実物が置いてありました。いろいろ手に取って眺めてみるうちに、ROLLERBLADEやK2、FILAのものと比べてしまうと(Hollyはたしかに作りはしっかりしており、そのわりには安いのも事実ですが)やっぱり「値段なり」だなぁ(¥3,000程度の価格差なら、あえてHollyを選ぶのも‥‥‥)、という気がしてきました。履いてみた結果、子どもが興味を失いお蔵入りになる可能性もあることを考えると、最初の靴は安くてもいいかという判断もあるのですが。

 
子どもの足型
K2 Missy

夜に子どもが寝ている間にこっそり採取した足型(画像上)を見せながら、お店の人(上村氏)にもいろいろ尋ねつつ、結局買ったのがK2のMissy。(画像下)女の子用ですが色合いは水色基調で大人っぽい感じです。
 じつはウチの子、赤やピンクなどのいわゆる「女の子色」(これも今は昔になりつつありますが)よりも、水色や黄色、オレンジ色みたいなものが好きなようです。一輪車はオレンジ色を選びましたし、ランドセルも親の好みで茶系の色を買いましたが本人は「水色がいい」と言っていました。

さて、子どもの靴選びが終わったところで、「お父さんはやらない(要らない)んですか?」と上村氏。さすがは商売人です。「ご一緒にポテトもいかがですか?」のひと言を忘れない、みたいな。
 「いや、実は子どもと一緒に始めようかとも思っているんです」と、卜(ぼく)は答えたのですが、いまちょうど手ごろな価格帯の商品がハケてしまった、とのこと。
 「これから始めようという人に、2万3万するような靴はなかなか買ってもらえませんよね」
 「まぁ、そうかもしれませんねぇ」
 「来週以降、月末ぐらいまでにROLLERBLADEで一万円台前半で売れるやつが入荷する予定にはなっているんで、その頃また来てみてもらえれば」
 「う〜ん、どうしようかな‥‥‥」

その日、陳列されていた商品の中で一万円台の値段が表示されていたのはHypno ANNIVERSALくらいでした。(通常価格¥22,000⇒¥19,800⇒¥14,800)
 事前の調べでHypnoは、ネット通販系ではwebsportsが¥12,800という値段を付けていましたが完売在庫なし。j-sk8では¥16,800で出ていましたが、こちらも完売になっていました。 ブレードが着脱できるタイプのちょっと変わったブーツで、じつは少々気になっていたモデルでした。
 ただ、初めてのブーツとしてはどうなのかな?という気もしていたので話を聞くと「一回履いて『これはイラネ』とすぐに手放す人と、『これはこれで必要』と、後に他のブーツを買い増した後も手放さずにずーっと持っている人の二通り」「最初から用途やこの靴の性格がわかって買う人がほとんどなので、実際には手放す人は少ないと思う」みたいなことらしい。
 「Hypnoが普通のものと比べてそれほど違和感があるというわけでもありませんが、通常のブーツも(先ほどお話したとおり、ROLLERBRADEの入門者向け廉価商品も入荷予定ですし、それを)試しに履いてみたうえで決めたらどうですか?」と、いうのが上村氏の意見でした。

それでも一度はHypnoの現物を履いてみたいということで(ちょうど陳列されていたのが卜の足にぴったりなサイズだったこともあり)試着してみると‥‥「なに、コレ?!」ウィールのあまりのすべりの良さに愕然!これがインラインスケートというものなのか!と驚きと感動。
 小中学生の頃に冬が来ると何度か市内のアイススケートリンクに遊びに行き、とりあえずリンクを転ばずに周回できるかな?程度のスケートレベルで、4輪ローラースケートは友達に借りて何度か滑ってみたものの全く滑れずに終わっていたというスケート歴の卜(ぼく)です。その時の4輪ローラースケートのあまり良くない(滑らない)イメージしか持っていなかったんですが、むしろアイススケートで氷の上を滑るかのようにツルツル、クルクルじゃぁないですか。
 思わず「いやぁ、これスゴイですねぇ、これはハマりそうだわ」と漏らした卜(ぼく)に、「たぶん、お客さんのような人(初めて靴を履いたときに恐怖感がなく、「面白そうだ」という感想を持つ人)なら必ずハマると思いますよ」と上村氏。

ブーツの印象(履き心地)は、卜がバイクに乗るときに履くライダーブーツ(ガエルネのトラッパーという、ハイカットのトレッキングタイプ)に近い感じを持ちました。ただ、ライダーブーツと違って足首のあたりが固定されるので靴の代わりには履けないなぁ、と。それはもう少し「靴として履ける」先入観があったからですが、ブレードが外せるとはいっても、「緊急時に何とかなる」程度に考えていた方が良さそうだなと思いました。

しかし、それを試着してしまったことで、もう買わずにはいられませんでした。「なんでもいい、とにかく欲しい」状態。¥14,800くらいなら、後でどうなったとしても頭を抱えるようなことにはならないだろう(後悔するような値段でもない)しね。
 大きな買い物袋を二つ抱えて店を出た後に「これ、家までどうやって運んで帰ろう?」と、少し途方に暮れました。スケート靴って、意外に大きくて重いものですね。
 まぁ、なんとか地元の駅まではたどり着けたので(混雑している電車内では多少顰蹙を買いましたが)駅までは家の人に車で迎えに来てもらいましたとさ。

ところで、最近になってウチの子は「サンタさんに、たまごっちiDを頼むんだ〜」などと言いはじめました。
 「おまえさん、スケート靴が欲しいって言ってなかったかい?」
 「だって、スケートならYちゃんに借りられるもん!」
 「ぎゃふん!」

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 《インラインスケートブーツ購入の顛末(その2)》

 
ROLLERBLADEのSPARK 4.0(W)
Xmas present for my wife

娘のXmasプレゼントはインラインスケートブーツでしたが、この年の妻へのXmasプレゼントもインラインスケートブーツでした(^^;

しかも妻にはこれまでXmasプレゼントなどあげたこともないので、これが初Xmasプレゼントということになります。

j-sk8でちょうどXmasセール(ブーツ本体+プロテクターで約¥1,000引き)みたいなのをやっていたので、さっそくポチりました。ROLLERBLADEのSPARK 4.0(W)です。

ダイソーで包装紙を買って、自分でラッピングしてみました。

妻は卜(ぼく)が娘へのプレゼントを用意していることは知っていますが、まさか自分の分まで用意されていることに気付いていないでしょう。卜だって最初は娘の靴だけ買って済ませるつもりでしたが、自分で滑ってたところあまりに面白いので、これは勧めずにはいられません。

彼女は、小中学生の体育の授業で冬季にはスキーやスケートがあるような雪国の出身です。本人曰く「スケートはぜんぜんダメ」とのことですが、スキーは大人になってからもやっていたようなので、まるで滑ったことのない人よりは素質もあるのではないかと思われます。
 まぁ、素質とか関係なく、スキーやスケートの経験があろうとなかろうと誰でも滑れるようになるとは思いますが、滑り系のスポーツ経験者の方がよりハマる確率は高いのではないでしょうか。

世間体を気にして、家の近所の路上で滑るのは嫌がるかもしれませんが、そうなったら運動公園にでも行けばよいことです。(車で20分程度の距離に川越運動公園と日高総合公園がありますし、もっと近くには坂戸運動公園もあります。いずれの公園にもインラインスケートの練習をしている人たちが集っているようです)一度味を覚えてしまえば人から勧められなくてもやりたがるでしょう。

さて、どうなることやら。


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 《インラインスケートブーツ購入の顛末(その3)》

娘のXmasプレゼントはインラインスケートブーツでしたが、妻へのXmasプレゼントもインラインスケートブーツでした。
そして、自分へのXmasプレゼントはコレだぁ-----ッ!

ROLLERBLADE SPARK PRO

 
ROLLERBLADE SPARK PRO

(^^;特に理由もなく、衝動買いというやつです。 探しても無駄ですがあえて理由を探すとしたら‥‥‥ 通販サイトで妻へのプレゼントを選んでいるときに、同じページに掲載されていたから。

‥‥‥これは全く理由になっていませんね。

S-FOURでHypnoを買った時に上村さんに言われた「普通のも履いてみて決めたら?」という言葉が耳朶(じだ)に残っていたから。

‥‥‥最初から「普通の」買えよ。って感じですね。

誤解のないように書いておきますが、Hypnoもそんなに「普通じゃない」わけではありません。
 たとえて言うと、Hypnoがすぐに脱ぎ履きできてそのへんにちょっと出かけるのに楽なツッカケ(サンダル)のようなものだとしたら、長い距離を歩いても疲れにくいウォーキングシューズとかトレッキングシューズみたいなものも一足欲しいな、という感じでしょうか。

一足目には無難にフィットネス系のソフトブーツを選んだ人も多いと思いますが、その後皆さんは、どのようにして二足目のブーツを選んでいくのでしょうか。スラローム指向な人はウィール径(だいたい80〜84mmあたりが境目?)の小さい・フレームの短いものの方へ、スピード指向な人はウィール径の大きな・フレームの長いものの方へと分かれていくんでしょうかね?あるいは快適な履き心地・乗り心地をさらに求め、フィットネスの中〜上級モデルへ行く人もいるか。

ROLLERBLADEのSPARK PROは、標準で84mmというやや大きめのウィールで、アルミフレームの、まぁ普通のフィットネス用ブーツです。「細かいコントロール性よりもどちらかというと履き心地重視」と、買う前にどこかに書いてあったのを読んだ気がしますが、じっさいに履いてみると、たしかにそんなふうです。

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(※本ページのデータは2015年3月現在のものです)



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