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 ■ケータイ概評


 《小型・軽量化の時代》

今(2004年)から5年ほど前(1999年頃)の話になるが、そのころの携帯電話は、小型軽量化を競っていた時代であった。
その頃の各キャリアのカタログを見てみると、「世界最小・最軽量」「超軽量モデル!」だの「超軽量ボディに先進機能を搭載!」といった文字が踊っている。
機能一覧表とかにも「重量」っていう項目が独立してあったりとか。
その頃の私はただ小型・軽量化すればいいってもんでもないのになぁ・・・と思うと同時に、押し寄せてきた小型・軽量化競争の波に少なからず危機感のようなものを抱いていた。
「もうこれ以上小さくならなくてもいいよー」って、叫んだりしていた。

・・・心の中でネ。

当時、小型・軽量化競争を先導していたのはメーカーでいえばP社とかK社とか。
70gを下回る製品も登場してきたのは驚きではあったが・・・。
他のメーカーさんは決して追随することのないように、と切に願っていたものだ。

こうした波の中で、「ただ電話をかけたり受けたりするだけできればよい」「他人と同じものを持っていなかったり他人と同じ恰好をしていないと不安に襲われたりする」「新しいものが目につくと買わずにはいられない」「中身より見た目重視」等々の「信念」をお持ちの方々が、世界最小・最軽量のケータイが出るたびにそのつど買いかえ、「どうだい、これ?小さいだろ?」と見せびらかすといった、悪夢のような光景が見られつつもあった。

私には、当時「小型・軽量」を謳っていたどのモデルも、小さく軽くすることのメリットよりも、小さくしたことによりキーが押しにくかったり操作がしづらくなったり、軽量部品を多用することにより質感が落ちるといったデメリットの方が拡大しているようにしか感じられなかった。
当時は、携帯各キャリアともWebを使ったコンテンツ配信サービスなどを開始したり、文字送信サービスの充実につとめていた頃で、電話をかける(どうせ電話をかけるのはメモリダイヤルやリダイヤルでワンアクションまたはツーアクション)以外にキー操作をする機会が以前より増えつつあった。
使用状況を想定して、最低限ストレスのない操作感は確保してもらいたいものなのだがなぁ・・・と。

実際、P社とかK社のケータイは、小さいということ以外に何の取柄もないと言っても言い過ぎではなかったように思う。
具体的には、キーが小さく押しにくかったり液晶のフォントも見づらく「文字が死んで」いたり。
マルチファンクションキー(K社はこれに"エクスナビ"と名付けていた)に、あまりにも操作が集中しすぎていて、かえって使いづらくなっていたり。

私が常々(今も)感じているのは「ハードウェアよりソフトウェアで勝負してほしい」ということ。
ただし、そうした傾向を助長しているのは他ならぬユーザー自身の動向である。
ユーザーも賢い選択をしなければ、と思うのである。

当時、携帯電話の周辺機器で「なんちゃってホン」なる製品が現れた。
バナナの形をしていたり、ひと昔前の自宅電話(ダイアル式黒電話)の受話器のような形をしたものなど何種類かあった。
それを携帯電話のイヤホンジャックに接続すると受話器として使えるという商品だ。
まわりからは、一見、バナナで電話していたりするように見えるわけ。
「なんちゃってホン」という商品名からして、メーカーも一種のウケ狙いの遊び道具のつもりで出したのだろう。

そして、TOKYO-FM(在関東FMラジオ局)の朝の番組でこの商品が取り上げられていたことがあった。
その番組では「なんちゃってホン」を街ゆく人々に見せて、商品に対する反応の声を紹介していた。
そこで興味深かったのは「最近の携帯電話は小さくなりすぎていて、電話をかけている実感に乏しかったり、電話をかけづらかったり、通話中に間違ってボタンが押されてしまったり、頬に押し付けるようなかたちで通話しなければならないので通話終了後には液晶ディスプレイ部分が脂で汚れてしまったりする」といった意見が多かった事である。
番組でも、この商品が単なるお遊びグッズやウケ狙いという用途ばかりでなく、意外に実用性もあるのではないか?というふうにまとめていた。
小型・軽量化によるメリットよりデメリットの方が大きくなってしまっているように感じている人は、私だけでなく意外に多いということを知ったのである。

結論は「何のための小型・軽量化かを忘れた小型軽量化に意味はあるのか?」ということである。

「小型・軽量化」を目指す方向性は、あってもよいし、それ自体を否定するものではない。
しかし、なにも全てのメーカーが同じ方向にむかうことはないのである。
これは「小型・軽量化」に限った話ではないが、ユーザーの携帯電話に求めるニーズは多様なのだから経済効率ばかりを優先しないで少しはユーザーの事を考えた商品作りをしてもらいたいものである。
現在の状況を見ても、短期間の使用で故障や不具合が発生した方が買い替え需要が伸びて儲かる、と考えているとしか思えないような製品が多いのだが、そういった製品を出すことは、長い目で見て得策とは思えないんですがねぇ・・・。
それは、メーカーにとっても、キャリアにとっても。

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 《カラー液晶の時代》

業界初のカラー液晶搭載機は、1999年12月に発売されたDoCoMoのF502iである。PHSなどでは京セラのビジュアルホンをはじめ、いくつかカラー液晶ディスプレイを搭載したものが発売されていたが、携帯電話で本格的にカラー液晶ディスプレイを採用したのはF502iが初めてということになる。
F502iの数日遅れでJ-PHONE(当時)のJ-SH02(SHARP製)が発売され、翌年1月にはDoCoMoのD502iが発売。
以後、各メーカー・キャリア共これに追随し、現在は携帯電話の液晶画面はカラーであることが当たり前の時代になっている。

私は、使用状況が単に端末相互間の文字データ(メール)のやりとりが中心だったり、たまにwebを閲覧するぐらいならば、カラーである必要性はない、と今でも考えている。
特にSH02が発売されてから一年ぐらいの間は、カラー液晶を搭載することによるメリットよりも、キーレスポンスが遅くなるとかのデメリットの方が大きいように感じられて仕方がなかった。
私が一番最初に購入したカラー液晶機は2000年7月発売のJ-T04(東芝製)で、その次がJ-SH03だが、いずれも「カラー液晶がどうこう言う前に、基本性能を何とかしてほしいよなぁ」としか思えないようなもので、同年発売のモノクロ液晶機J-DN02(DENSO製)の方がはるかに使い勝手は優れていたばかりでなく、さらに以前に発売されたJ-DN01(当然モノクロ液晶)と比べても劣る部分が感じられるようなありさまだった。

これは余談になるが、2000年9月までは私はメイン機としてJ-DN01を使っていた。液晶がカラーかモノクロかという以前に、機種変更してもいいと思えるような端末が発売されていなかったからである。

J-PHONE(当時)から2000年秋に業界初のカメラ搭載機J-SH04が発売され、続いてこれも業界初のTFT6万5千色表示の液晶を搭載したJ-SH05が発売されるようになると、少し状況は変わってくる。
メールの交換でもこれまでの文字だけのやりとりから、カメラで撮影した画像データを添付できるようになった。
さらに同時期、PNG形式の画像データだけではなくJPEG形式のデータも端末で表示可能になり、高精細の画像を手軽にwebなどに置き、それを閲覧するといったこともできるようになってきた。
それまでは疑問にしか感じられなかったカラー液晶の搭載に必然性を与えたのは、様々な要因があるけれど、カメラの搭載に依るところが大きかったのではないかと私は思う。

もちろん、高輝度・高精細の大画面カラー液晶を搭載することによるデメリットもある。
端末レイアウト、パッケージ等の問題で、どうしても「折りたたみ」という形を取らざるを得なくなることとか。
一番の問題は、業界全体が一斉に、同じ流れに傾いてゆくことである。
個々の使用状況によっては前述のように「単にメールのやりとりが中心だったり、たまにwebを閲覧するぐらいで、カラーである必要性はない」と考えている場合もある。そうしたユーザーにとっては選択肢が狭められる結果になるからである。

もうひとつの問題は、ユーザーがカラー液晶画面を求め、カラー液晶パネルの需要が伸びるにしたがってメーカーの生産が追いつかなくなり、液晶を自社供給できるメーカーとそうでないメーカーの間に抜き難いハンディキャップが生まれてしまったということだ。
J-PHONE(vodafone)においてはSHARPの一人勝ちのような状況が生まれ、KENWOOD、PIONEER、DENSOなどの参入メーカーが次々に撤退せざるを得なかった要因のひとつも、そこにある。
名器"TORIO"以来の伝統を継承した、優れた無線通信技術(KENWOOD)や、音響メーカーならではの優れた音響技術(PIONEER)、他のメーカーを凌駕する快適な動作を秀逸なプログラム処理で実現し、ユーザーの使い勝手を第一に考えたインターフェイスを構築し続けてきた技術(DENSO)。
これらメーカーの携帯電話事業からの撤退は痛恨の極みであり、単にvodafoneという一キャリア内での損失ではなく、携帯電話業界全体の損失とも言うべきものであった。

・・・閑話休題。

現在はQVGA、26万色表示が可能な液晶画面の搭載も珍しくはなくなってきた。
一度QVGA液晶搭載端末を使ってしまうと、それまでの端末の画面が粗く感じられ後戻りできなくなるという面は、たしかにある。
いまやメイン画面ではなく端末背面のサブ画面の液晶画面が、ひと昔(といってもそれほど昔ではないが)前のメインの液晶パネルと同等のレベルであることに驚く。

液晶画面の「大型化・高精細化」を目指す方向性は、あってもよいし、それ自体を否定するものではない。
しかし、なにも全てのメーカーが同じ方向にむかうことはないのである。
現在の技術なら、カラー液晶を搭載したとしても表示領域はQQVGA、表示色は6万5千色程度でよいとするなら、デザイン、レイアウト、パッケージ上の制約も減り、多様な商品開発が可能なような気もするのだが・・・。
これは液晶画面に限った話ではないが、ユーザーの携帯電話に求めるニーズは多様なのだから経済効率ばかりを優先しないで少しはユーザーの事を考えた商品作りをしてもらいたいものである。

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 《折りたたみ型の時代》

個人的に「ストレート型が好きか折りたたみ型が好きか?」と聞かれれば、迷わず「ストレート型」(即答)。

携帯電話の世界はいまや折りたたみ型が主流。こうした傾向が現れ始めたのは、今世紀に入ってから。
それまで、ただ単に通話やメールだけできればよかったものから、webへの接続、カメラユニットの搭載、などなど多様な機能が追加されていくに随い、閲覧性の良い大画面・高精細な液晶画面が求められたり、外部メモリースロットを備えたり・・・で、スペース・レイアウト上からも折りたたみの方が都合が良いということになってきたのだろう。

私が折りたたみ型に感じている一番の問題点は「携帯がしにくい」ということ。携帯電話なのに。
これは外出時に携帯電話を洋服のポケットなどに入れて持ち歩くか、バッグやポーチなどに入れて持ち歩くかによって感じ方が違う点かもしれないんだけど・・・。
根拠のない勝手な推測では男性の方が前者の場合が多いから、女性の多くはこの点についてあまり不満を感じていなかったりする?
まだストレート型全盛の時代に折りたたみ型だったNは圧倒的に女性のユーザー比率が高かったのは、そのせい?
カバンやポケットに入ることは入っても、折りたたみ型はストレート型に比べて全高が3〜4cm低く、全幅が1cm前後広い形状のため、取り出しにくい。
これは特殊な事情で一般には当てはまらないかもしれないが、私のように携帯電話を複数台持ち歩く場合があると、なおさら。

それと、やはりストレート型に比べて幅が広くなったために片手でホールドしながらのキー操作がしにくい(例えばメールが打ちにくい)機種が折りたたみタイプには多い。

その他、細かいことになるけど着信時に二つ折りを「開ける」という動作が必要になるのが面倒臭かったりとか(^^;
この辺はメーカーもわかっているらしく、最近では片手でワンプッシュオープンできるボタンを付けた機種(DoCoMoのP)とか、閉じたままで通話が可能な機種(DoCoMoのSOやN、auのK、vodafoneのSH、etc.)も増えてきているよね。

あと、ひと頃の折りたたみ型はどれも似たようなデザインで、中身はともかく外見では「選ぶ楽しみ」がなかったりした事とか。

ともあれ、必要以上に「折りたたみ型」に対するマイナスイメージを、まるで粗探しのように求めてしまうのは、ユーザーの選択肢が「折りたたみ型」以外には(ほとんど)無くなってしまっている現況に対する不満の裏返しともいえよう。

ストレート型⇒折りたたみ型への流れは、年々携帯電話が高機能化していく中で必然的に現れた動向であり、それ自体を否定するものではない。
しかし、なにも全てのメーカーの全ての端末が同じ方向にむかうことはないのである。
ユーザーの携帯電話に求めるニーズは多様なのだから経済効率ばかりを優先しないで少しはユーザーの事を考えた多様な商品作りをしてもらいたいものである。
そのような意味では最近、回転式オープン型(DoCoMoのSOやauのKなど)とか、ヒンジが二軸構造になっていて液晶面を表に向けた状態で折りたためるようなもの(DoCoMoのPやN、vodafoneのSHなど)とか、スライド式に開閉するもの(vodafoneのSAなど)とか、ただ単に二つ折り開閉のものではない端末が現れはじめたことや、INFOBAR(au)とかPremini(DoCoMo)のような端末が好調に売れていること。また、折りたたみ型ではあっても多機能・高機能であることよりもデザインや携帯性を重視した端末(DoCoMoのP252is、auのA1402S、Tu-KaのTK22など)や、同様のコンセプトで発売されたストレート型端末(Tu-KaのTT41など)が登場してきたことも(端末個々の評価はさて置くとしても)、商品の多様化を促すうえで明るい材料であると歓迎したい。

vodafoneでは全国のコンビニエンス・ストアなどで売られている"enjorno"というプリペイド携帯が比較的好調であるという。
現行J-D07、J-SA06、V101D、V102Dの4モデルだが、このうちJ-D07、V101D、V102Dの3モデルは、いずれもストレート型である。
J-D07、J-SA06は在庫終了次第絶版かと思われる。V101DはJ-D07のカラーリングと型番を改めたマイナーチェンジ版。V102Dは、プリペイド携帯では"初"の「着せ換えパネル」が附属品としてセットされている。
ケータイ好きな方は、一度V102Dを店頭でご覧あれ。購入したい物欲湧き出でることこの上ナシですぞ。
"enjorno"好調の背景には、「援助るの」需要とか、一部で噂されているvodafoneが通常契約数(PDC端末)の純減を食い止めるために行った「開通済みプリペイド端末の出荷」という「荒技」など(※この噂については真偽未決)様々な要因が考えられるが、vodafoneの一般カタログモデルが(2004年8月現在)全て「折りたたみ型」だけになってしまったことに対するレジストも存在すると見るのは・・・飛躍に過ぎるか?

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 《カメラ搭載の時代》

業界初(それまでにも外付けタイプでカメラを利用できるようにした端末はあったが、一般的なデザインの端末でカメラを内蔵したものとしては)のカメラユニット搭載機は、2000年10月に発売されたJ-PHONE(当時)のJ-SH04(SHARP製)である。
当初は静かに動向を見守っていた各メーカー・キャリアとも、SH04の売れ行き好調と見るやこれに追随し、現在は携帯電話は「カメラ付き」であることが当たり前の時代になっている。

私がJ-SH04(正確にはJスカイステーションサービスに対応していないJ-SH04sという機種)を入手したのは2000年11月。当時、私の周りには携帯電話端末に耽溺する多くの友人・知人がおり、彼らのほとんどが発売とほぼ同時にSH04に飛びついた。
初めは「ふふん。ケータイにカメラなんて」と、興味無さげな態度を装ってみたりもしたが、彼らが楽しげに遊んでいるのを見せつけられたり端末を目の前でいじっているのを直に見せつけられたりしては物欲を抑えられるわけもなく・・・その頃はすでに東京2回線・東海1回線・東北で1回線と、合計4回線をJ-PHONE(当時)で開けていた私であったが、さらに1回線の追加を決意。
年末に名古屋で開かれる予定の携帯関連オフ・ミーティングに間に合わせるべく、東北のJ-PHONE SHOP白河まで飛んだのであった。

携帯電話を利用した「モバイル・コミュニケーション・システム」の開発においては第一人者である"いけちゃん"という友人が、SH04発売に合わせて携帯電話から投稿・管理できる「日記」のシステムを立ち上げ、レンタルを開始したことも、カメラ付き携帯購入への後押しとなった。
今でこそ「ブログ」(あるいは「モブログ」)が流行しているが、すでに4年前から(現在流行の「モブログ」に比べれば機能は簡素といえるが)その先駆け的なシステムが運用されていたのである。
私もこの「日記システム」を2000年10月頃に借りることになった。(現在当サイトの"diary"からリンクしているものが、それである)

初期のカメラユニットは画素数も11万画素と少なく、あくまで「おもちゃカメラ」的なものだった。
また、SH04では液晶画面も粗く(STNカラー液晶/最大256色表示)、撮影した画像を端末上で再生してもあまりきれいと言えなかったのが正直なところであった。
それでも、写真をwebにアップしてパソコンなどから閲覧すると「意外に良く撮れてるぢゃん」と思えたのである。
そのように割り切って使える者にとっては「カメラ付き携帯」は素晴らしい「遊び道具」となった。
いつでも気軽に使えるカメラを常時携帯することで、外出時には様々な撮影対象を探す楽しみもでてきた。
また、画像は粗くとも何かしら記録に残しておくことは、後にそれを見て記憶を喚起する手がかりにもなることに気付いた。

カメラ付き+6万5千色表示の液晶画面搭載端末(2001年6月に発売のJ-SH07など)が出はじめると、携帯電話の画面上でも撮影した画像がキチンと確認できるようになり便利になった。
それまでは、パソコン宛てに画像を送って確認しないと、本当にちゃんと撮れているのかどうか不安な場合があったので。
「写メール」という言葉が使われだしたのも、このころからだったと思う。

30万画素前後のカメラユニットが搭載され、VGAサイズの画像が撮れるようになると、外部メモリースロット装備が必須になってくる。
ところが2002年頃〜2003年頃までに発売された機種には、せっかくVGAサイズの画像が撮れるにもかかわらず、端末から抜く方法が考えられていない機種が多い。それどころか、いまだに(現行モデルにも)そういう機種が存在するのは信じがたい。
・・・「キレイな画像は携帯電話の端末上だけで見てネ」っていうこと?・・・なんだろうけど、ユーザーのことを真面目に考えて作っているのか?と疑問に思ってしまう。
携帯電話に搭載されるカメラの性能が向上し、レンズ付きフィルム(ex.写るンです)で撮る銀塩写真や初期のデジタルカメラに近い写真が撮れるようになってくれば、それまでの「所詮ケータイのカメラだし」という割り切りから「(写真を)キチンと残したい」という欲求が出てくるのも当然のなりゆき。 外部スロット(または赤外線ポートやUSBケーブル接続端子など、端末から画像を抜く手段)を備えないのであれば、写メールで送れないサイズの画像は撮影できない仕様になっている方が、かえってユーザーも割り切って使える(購入できる)のではないか?と思う。

極端な話、カメラなど付いていなくたってよいのだから。

カメラ付きケータイ一辺倒な今日の業界で、そこまで割り切ってカメラ以外の部分で性能を充実させる努力をするメーカーがいれば、それはそれでユーザーの共感も得られるのではないだろうか。
カメラの性能だけは良くても、それ以前の携帯電話としての基本性能や操作性が今ひとつな端末も少なくない。
また、高性能のカメラユニットや外部メモリースロットを搭載すればボディが分厚く、重たくなってしまうのも必然で、携帯電話にコンパクト性を求めるユーザーのニーズには合わない。
ユーザーの携帯電話に求めるニーズは多様なのだから経済効率ばかりを優先しないで少しはユーザーの事を考えた多様な商品作りをしてもらいたいものである。
キャリアやメーカーが、何でも「付いてれば売れる」という考えているとしたら、それ自体ユーザーを馬鹿にしているとしか思えない。

・・・少々エキサイト気味になったところで話を元に戻す。

2003年5月にJ-PHONE(当時)から世界初の100万画素のカメラを搭載したJ-SH53が登場すると、携帯電話に搭載されるカメラユニットの「高性能・高画素化競争」ともいえる時代が始まり、現在に至る。SXGAやUXGAサイズの画像を撮影できる機種も、今では珍しくはなくなった。
カメラ付きケータイもここまでくると、デジタルカメラとの比較を論じるメディアも増えてくる。
一部の携帯電話メーカーも、やれ2メガピクセル・3メガピクセルだ、AF搭載だ、光学2倍ズームだ!・・・と、まるでデジタルカメラに近づこう、超えようと言わんばかりに鼻息荒く、搭載ユニットの開発に血道を上げている雰囲気が伝わってきたりする。
ボディの形状も、「折りたたみ型の時代」の項でも述べたが、メインディスプレイを表面に出した状態で折りたためるような機種が登場した背景には、実はデジタルカメラでの撮影スタイルに似せようという意図も存在する。

・・・だが、しかし・・・チョット待て!

カメラ付きケータイとデジタルカメラでは、そもそも基本的な構造が異なっている。
さらに、当初の利用目的も異なっている。

まず「撮る」事に関しては、技術的にAFや光学ズームを搭載できるようになってきたとはいえ、携帯電話がデジタルカメラと同等の画質を得るようになるには、まだまだ構造上の制約は多い。・・・っていうか、画質を比較すること自体に無理があるのでは?とも思える。
私は以前、web素材のハンティングやちょっとしたスナップ撮影のためにCASIOのQV-770という35万画素のデジカメや「写るンです」等のレンズ付きフィルムを持ち歩いたりしていたが、カメラ付きケータイでそこそこの画質の写真が撮れるようになってからは、デジカメやレンズ付きフィルムを持ち歩く必要を感じなくなった。
デジタルカメラなどは、ある程度意識して持ち歩かなければならないが、カメラ付きケータイならば日常的に持ち歩くケータイに付加されているものであるから、出がけに用意するとか持って出るのを忘れることもなく、モノグサな私にはピッタリであった。
カメラ付き携帯電話を求めるユーザーの多くは私のように「カメラ付きケータイがメガピクセルになる」ことより、そこそこいい写真が撮れるようになったおかげで、ケータイの他にこれまで持ち歩いていたデジタルカメラやレンズ付きフィルムを持ち歩かなくて済むようになったことが重要と考えているのではないだろうか?

次に「見る」事に関しては、デジタルカメラを購入しようと思う人は、撮った写真をパソコンに送って活用するとか、プリントして保存するとか、周辺機器との連携(記録メディアや連携ケーブル・ソフトウェアのことまで)も考えて購入する場合がほとんどであるのに対して、カメラ付き携帯電話を購入する人でそこまで考えて端末を選ぶ人はあまりいないのではないか、ということ。
メガピクセルカメラ搭載ケータイを持っている全ての人が、私のようにデジカメライクな使い方をするユーザーばかりではないし、単に端末上で再生して楽しむにとどまっている場合も多いのが現状である。QVGA、26万色表示が可能な液晶画面の搭載により、「撮った」ものを「見る」ことについては携帯電話端末上で完結する仕様にもなってきているのであるから、なおさらのこと。
街にはメモリカードなどに記録した画像をプリントできるDPEサービスを利用できる場所も増えてきてはいるのだが、積極的に利用しているユーザーは少ないような気もする。

さらにカメラ付きケータイでは、その登場以来、撮影した画像をインターネットメールやwebを経由してコミュニケーションに利用するというスタイルが主流になっている。
・・・というか、カメラ付きケータイはそもそもの始まりが、撮った画像をメールに添付して送りあったりする「写メール」である。
前述した「ケータイから閲覧・投稿・管理のできるウェブログ」などの流行は新しい動きではあるけれど、「写メール」の延長線上にあると考えられるものである。
であるからこそ、その基本を忘れて、いたずらにカメラユニットの「高性能・高画素化競争」を推し進めても、なんの意味もないことのように感じるのは私だけだろうか?
従来の30万画素クラスのカメラで撮影したVGAサイズの画像をメールに添付して送ることができるのは、auの一部の機種だけであった。
もちろんvodafoneならロンメ6k・スパメ12kの壁があり、DoCoMoのi-modeはishotを経由しなければならないなどの壁はある。
vodafoneのVGSやDoCoMoのFOMAになると、添付制限は少し緩くはなるが。
だが、いずれの場合もメガピクセルクラスのカメラで撮影した容量が300〜500kBにもなるSXGAやUXGAサイズの画像は、基本的に「メールでは送れない」と考えられる。
メールに添付するためにはリサイズが必要になってくるわけだが、この機能が端末によってまちまちで、その機種で撮影できる最大サイズの画像でもプレビュー画面からワンタッチ自動リサイズしてメール送信画面に移行できるのはマシな方で、ユーザーが手動でリサイズしたあといったん「保存」し、再度メール送信画面を呼び出さなければならないものもある。中には最大サイズで撮影した画像はメール添付可能サイズにリサイズできない(あらかじめメール添付を考えた撮影モードで撮影しなければならない)なんていう最悪なものまで。

私は、デジタルカメラとカメラ付きケータイにはそれぞれの利点があり、カメラ付きケータイにはカメラ付きケータイとして満たすべき条件があると考えている。
また、「デジタルカメラとカメラ付きケータイでは求められるものが違う」という前提は忘れてはならないだろう。目的や利用シーンも違えば、必要とされる機能も違う。

結論は「何のためのメガピクセル化かを忘れたメガピクセル化に意味はない」「何のためのカメラ搭載かを忘れたカメラ搭載に意味はない」ということである。
メーカーが、携帯電話に搭載するカメラの性能をデジカメに近づけ、撮影スタイルも含めて「デジカメ的な使い方」を提示するのもよい。メガピクセル化による「メリット」を明確に示してくれさえすれば、それを理解できるユーザーからは支持されるだろう。
また、それを必要ナシと感じるユーザーが別の選択をできるような「選択肢」も用意するのもメーカーやキャリアの努めではないか。

ここまでカメラ付きがあたりまえになってしまうとカメラが無いことに不満を感じるユーザーもいるだろうが、カメラ付き端末ばかりになってしまった現状に不満を持っているユーザーだっている。カメラ付きが当たり前になった今だからこそ、カメラ無しのモデルをちゃんと用意しておくということが重要なのではないか。
・・・それは、メーカーにとっても、キャリアにとっても。

最近、機密保持の理由からカメラ付き携帯電話の持ち込みを制限している場所(研究所、工場など)で利用できる携帯電話を、というニーズが出はじめており、それに対応するための端末が発売される、という新しい動きも出ている。
auはA1304TやA1402Sの「カメラ無しモデル」を、vodafoneではV301Dの「カメラ無しモデル」を発売した。「話せりゃええやん」のTu-Kaからは、これまでにも数種類の「カメラ無しモデル」が発売されている。

ところで、vodafoneでは全国のコンビニエンス・ストアなどで売られている"enjorno"というプリペイド携帯が比較的好調である・・・ということは「折りたたみ型の時代」の項でも述べたが、この7月から、これまで"enjorno"ではできなかった「ロングメール/ロングEメール」の受信ができるようなオプションサービスを開始した。
もしや、今後プリペイドまで「写メール化」しようという魂胆?・・・だとしたら、時代に逆行しているヨ。

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 《TV・ラジオチューナー搭載の時代》

実は、この項についてはあまり多くを語れぬ私。
なぜなら生活の中でTVを見る習慣が、ほとんどない。
ラジオは聴くことは聴くが、それはほとんど車の中で、しかもFMよりはAM派ときてる。
さらに、電車に乗ることがあまりない。

・・・なので、一応、概略だけ。

まず、ラジオチューナーだが、最近では2003年末にauからFMラジオチューナー搭載のA5503SAが発売された。以後、auではW21SA、vodafoneではV401SAなどのラジオチューナー搭載機種が発売されている。
以前には今から約7年前の1997年10月上旬に、ASTELからFMラジオ機能付きのPHS「AT-15」が発売されたことがある。

テレビチューナーについては、2003年末にvodefoneから日本初(これより前に海外では韓国・サムスン社がテレビ機能付き携帯電話を出していたらしい)のテレビチューナー搭載機V601Nが発売され、その後V401T、V402SHとテレビ付きケータイは国内ではいまのところvodefoneだけ。

まぁ、ケータイにいろんな機能を持たせるのはいいけど、チューナー搭載は「だから、それを選ぶ」というだけの訴求力は無いように思う。
Javaアプリのゲームみたいに、単に「暇つぶし」の機能でしかないような気がするし。
それにしては(どこでも電波が届くわけではないから)使える場所も限られるのがアレかなぁ・・・などと思ったり。
実際、ボーダフォンショップに置いてあるV601NやV401Tのデモ機で、その場所では電波の状況が悪くてほとんどTVが見られないようなものがあったよ?
いいのかな、デモ機として置いてても(^^;

これは「もしかしたら」の話になるけど、災害などの緊急時に役に立つ事がある・・・かもしれない?

あとは、現時点でとても気になるのはバッテリーの持ち。
連続で一時間程度しか視聴できないような話も聞いたよ?

・・・それじゃぁ、ねえ。

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 《音楽プレーヤー搭載の時代》

実は、この項についても、あまり多くを語れぬ私。
なぜなら生活の中での移動手段は、ほとんどの場合自分が運転する車で、移動中に音楽を聴くとしてもカー・オーディオ。
15年以上前、学生だった頃は携帯アナログカセットプレーヤー(要するに「ウォークマン」)を使っていた事があるが、それもほんの一時期。
徒歩〜電車・バスなどの公共の乗り物を利用するのは、ごくまれなので、MDプレーヤーなどの携帯音楽プレーヤーも買ったことナシ。
最近はiPod(iPod mini)をはじめとする、いわゆる「シリコンプレーヤー」が流行の兆しを見せているが、使う機会がないことを思うと、あんまり興味も湧かない。

・・・なので、一応、概略だけ。

ケータイへのオーディオプレーヤーの搭載に関して頑張っているのは、メーカーではSONY(DoCoMoのSo、auのS)と、SHARP(vodafoneのJ-SH51以降のSHシリーズ)、SANYO(vodafoneのSA)などだろうか?
世間的なシリコンプレーヤー市場の盛り上がりを見ても、携帯電話への追加機能としては方向性として「アリ」なんだろうね。
TVやラジオのチューナーを搭載することと比べると「ユーザーが自分の好きな曲を入れて聞く」というスタンスからして違うし、利用できる場所もチューナーのようには制限されないという点で、根本的に違う。

ラジオチューナー搭載機を有効に活用できるような条件にあるユーザーには、音楽プレーヤー機能の搭載も必須のような気がする。
「移動中、FMラジオを聴いていたんだけど、地下鉄に乗ろうとしたら音が途切れて急に寂しくなった」・・・そんな時に「音楽プレーヤーに切り替えられたらなぁ」なんて感じる局面もあるのでは?

あとはバッテリーの持ちが、チューナー搭載機同様に気になるのも、今後の課題か。
携帯電話+音楽プレーヤーの専用機を持ち歩かずにケータイだけで済むようになるところまでいけるのなら・・・

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 《カタログ・データの読みかた》

カタログをよく読み込むと、キャリアの本音が見えることもある。
カタログはキャリアが考えている方向へユーザーをうまく「誘導」する道具のひとつでもあるからだ。
当然のことながら、キャリアにとって都合の悪いことはなるべく記載しない。
免責事項など、やむを得ず記載しなければならないことは、なるべく「目立たぬように」載せる。
サービスの方向を転換する場合には、旧サービスを少しずつ片隅に押しやり、新しいサービスを大書する。
ある程度移行が済むとみるや、旧サービスの掲載を落とす。

こうした「誘導」は主に「企業側の都合」によってなされるものであるから、それが個々のニーズに合致しているかどうかをユーザーは見極める必要がある。
目立つところだけを追っていると、商品選びについて「思わぬ失敗」をしてしまう恐れがあるからだ。

・・・具体例を挙げてみよう。

例えば「料金プラン」。
最近はどこのキャリアも基本使用料に無料通話(通信)分を含んだいわゆる「パックプラン」を前面に押し出している。
こうした「パックプラン」の場合、カタログの記載では「基本使用料○○円/無料通話(通信)△△円[最大通話××分]含む」などとなっているが、この『[最大通話××分]』というところに注目したい。
「最大通話」と書かれているのは、「最も効率よく通話した場合の通話時間」を示している。
その料金プランが時間帯によって通話料金の課金額を変えている場合には、1分間あたり(秒単位課金の場合は秒あたり)の通話料金が「一番安い時間帯」に通話したときに通話可能な最大分数、ということである。

カタログに、料金プランの“ケース・スタディ”を載せて『(プランを変えたら)(この割引サービスを利用したら)こんなにおトクになった』などと勧めている場合もあるが、そのケースが「本当に自分に当てはまるのか」注意して検討する必要があるだろう。
最近ではあまり見られなくなったが、過去には「他のキャリアとの比較」で自社の優位性を訴えているケースもあった。
内容をよく見てみると、他社のデータは「最も高額になる場合」を想定しておきながら自社のデータは「最も低額になる場合」を挙げているといった「とても比較にはならない」ものだったりしたことも。

料金プランや各種割引サービスの内容が、全面的に刷新された時も、要注意である。

別項「vodafone“料金プランの変遷”“旧ユーザーの切り捨て?”」でも述べたが、vodafoneでは「J-フォン」時代の地域会社の統廃合やJ-フォンからvodafoneへの移行時などに、その都度料金プランや各種割引サービスの内容を変えてきた。
こうした場合に「旧プランのままでは新しい体系の割引サービスが適用されない」などといったことも起こってくるわけだが、問題はそのことについて「旧料金プランのユーザーに対する告知が、ほとんどなされない」ということだ。
新しい体系に変わってからのカタログをよく見ると、「このサービスは"旧料金プラン"との"併用"はできません」と書いてあったりするのだが・・・

これはweb上でも各所に声が上がっており決して少なくないケースと思われるのだが、これまでV4・V3、J-0xシリーズ(非パケット通信方式機種)を使っていたユーザーがV8・V6シリーズ(パケット通信方式)に機種交換しようとした際にパケット割引サービス「ハッピーパケット」を申し込もうとしたら、旧料金プランのままであったために「ハッピーパケットが適用できません」と言われた、というもの。
また、最近になって「家族割引」のサービスを利用しようとショップへ申し込み手続に行ったら、旧料金プランのままであったために「プラン変更をしないと、このサービスは適用できません」と言われた、というものもある。
いずれのケースも、「ショップの店頭で言われて、初めてそのことに気付いた」ということだ。

ショップのねーちゃんからカタログに(片隅に、それも細かい字で)書いてあるのを見せられ、免責を主張されても・・・ねぇ?

料金プランや各種割引サービスの内容に関することは、携帯電話ユーザーにとって一番「気になる部分」と思われる。
ショップで店員に相談しても、企業側の都合のいいように「誘導」されるだけだから(親身に、ユーザーの立場に立って「他のキャリアに変えたほうがイイですよ」などと言う店員は、おるまい?)、ユーザー個々がカタログに記載されているデータを読み解き、あるいは他のユーザーの意見も参考にしながら、自分にとって本当に「得になるケース」を見つけるしかないのではないだろうか?

「vodafone live!」利用料金についても注意が必要。
カタログをちょっと見ただけでは気付かないようになっているのだが「ボーダフォンライブ!基本料 月額\300」を払わなくともwebの利用はできる場合がある。
V4・V3、J-0xシリーズの端末を使っているなら「メールとwebは必要だけどステーションは必要ない」といった場合には、ロングEメールサービス利用料(\200/月)またはEメールサービス利用料(\150/月)を個別に申し込むことができるのだ。ステーション利用料(\100/月)を個別に申し込むこともできる。
個別に申し込んでもセットで申し込んでも利用料金は変わらない。「ボーダフォンライブ!基本料」としてセットで申し込んだときにはいくらか割引でもされるのなら話は別だが、そういうことはない。
以前(2003年中ごろまで)はカタログにもそのあたりはキチンと分けて記載されていたのだが、vodafoneとしてはなるべく「ボーダフォンライブ!基本料 月額\300」をセットで払わせたいらしく、カタログには下の方に細かい字で「個別にお申し込みいただくことも可能です」との注記があるだけだし、ショップの店頭でもユーザーから質問を受けないかぎりは店員の方から進んで(個別に加入できるという)説明をすることはない。
それと、現在の料金設定ではV4・V3、J-0xシリーズの端末からV8・V6シリーズの端末に機種変更する場合には「ハッピーパケット」に加入しないとメール(特に画像添付メール)の送受信では、パケット通信の方が割高となるケースも多いことにも注意したい。
webの接続では基本的に、画像や音楽のダウンロードをoffにした場合はV4・V3、J-0xシリーズの方が安く上がるが、onにするとV4・V3、J-0xシリーズの方が割高になる場合が多いと考えられる。

料金に関することに話が偏ってしまったが、端末を選ぶ場合も、各キャリアが提供しているコンテンツを比較検討する場合も、同様である。
「機種一覧」のページに18機種も載せて「豊富なバリエーション」などと謳っているが、よく見るとメーカーとしては5社のものしかなかったり、とか。
「苦肉の策」とも言えるが、参入メーカーが激減した「某」キャリアでは同一メーカーの型遅れの機種を同時にカタログ掲載して、さも豊富なラインナップであるかのように見せかけたりしているのだから・・・。

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(※本ページのデータは2004年8月現在のものです)



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